10代の頃、プランターに巣を作ったアリ達がいた。
そのプランターはベランダにあった、ごく限られた土が彼ら?の王国なのだ。
身近の小さなアリたちが生活している様はじっと観察していても飽きなかった。
ある日かがんで小さな世界を覗いたとき、いつもと違う緊張感の
ある彼らの動きが目に止まった、
ハエ取りグモだったか小さいとはいえアリの2、3倍は有るクモが
一匹に糸(自分の目では確認できない細さ)を絡めている事が
飛び跳ねてはアリの背後に周り飛び跳ねては背後に周り、みるみるアリが身動きできなくなってゆくので分かった。
そこへ通りがかった別のアリが、身動きできないアリに触覚を当てるや素早さ増して姿を消す。
すると間もなく数匹のアリが駆け寄って来たのです。
そのうちの2匹だったかがクモに向かってゆき注意を引き付けるように、小さな黒いアゴを懸命に開きながら格闘しているのが解りました。
もう殆ど自由を失っていたアリに近づいた応援アリがいて、ソイツがアゴを振り乱してるようにしか見えないのに…
少しづつ身動きできなかったアリの体がほぐれて踏ん張りだす!
(クモの糸を噛み切っていた!)
ハエ取りグモの俊敏さは尋常ではなく一瞬で180度向きを変えて瞬間移動のように飛び跳ねて位置を変えて獲物を逃すまいとするのですが
見事なアリの陣によって糸でやられていたアリはほんの少し足をもつれさせながらも逃げ延びたのです。
仲間をチカラを合わせて救出する見事な連携に魅了され、仲間のアリを見捨てないで助け出した小さなアリに、人間同等の心の働きを感ぜずにいられなかった、心を揺さぶられた出来事でした。
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